
伝染病は、昨今、限られた地域・場所での発生になりつつありますが、決して侮ってはいけません。
長生きになってきたからこそ、万が一に備えるということが大切です。ぜひ、受けましょう。
ペットによっては、ショップやブリーダーの方で済ませているかもしれません。
最後の接種が12週令ぐらいであれば、その後は1年おきでいいと思います。
それより早い時期で終了している場合は、もう1回受けておきましょう。
以下に当院での接種方法を記しました。参考になさってください。

犬 : 生後10週前後から4週間隔で2回。以後は1年おき。
猫 : 生後10週前後から2週間隔で2回。以後は1年おき。

犬猫とも生後8週以後のなるべく早い時期から始める。
間隔および回数は、個体の置かれた環境により異なる。初回接種終了以後は1年おき。

実施する時期は、オス・メスとも成長が一段落する5~6ヶ月がよいと思います。
特に雌犬は初めての出血を迎える前に実施した方が、乳腺腫瘍の発生のリスクが少ないようです。
雌猫は発情中でも問題なく手術できますが、雌犬は発情中はなるべくさけます。
犬猫とも予防注射を済ませておいて下さいね。

基本として知っておいて頂きたいのは、“三つ子の魂、百まで”という事です。
人間では3才までですが、犬ではだいたい12週位まで、猫では8週位までです。
要は、それまでに色々な経験(楽しい事、嫌な事、怖い事、驚くような事、などなど)をさせておく事です。
もちろん、個性をまったく変えてしまう事は出来ませんが、この時期の接し方いかんによって、
その後の人間社会での生活への順応性はかわってくるはずです。
それ以後のいわゆる問題行動については、一言では申し上げられないので、ご相談下さい。

ブリーダーやペットショップから家に来てしばらくの間は、家のケージやサークルで過ごしていることがほとんどだと思います。しばらくして慣れてくると部屋中を走り回らせるようになり、この前後に追加の予防接種を動物病院で受けるのが一般的だと思います。
2~3ヶ月の月齢で来ることがほとんどなのでいきなりリードをつけても歩けないですし、いかんせん予防注射が終了していないので外に出すのは危険であるという考えに基づいた考えです。しかし、犬のしつけ・社会化という観点からすると2ヶ月という月齢はとても貴重です。この時期までにいろいろなことを頭に記憶しておけばとても扱いやすい(お利口な)犬になると言われているのです。
従って、予防注射が終了していないというだけで外に出さないのはあまりいいやり方ではないと思います。リードをつけて地面をしっかり歩くのは予防注射が完了してからにすべきですが、近所の公園に抱っこして連れて行くくらいなら家になじんだ頃から始めても何ら問題ないはずです。
おウチの方ではない人間に声をかけられる、触られる、ちゃんと予防している大人のワンちゃんと接する、外の空気を感じる、等家では出来ない経験を上手にさせてほしいと思います。

これも基本的な事だけお話しします。
どの年齢層にも共通する事ですが、今与えている食餌の量・質がペットに合っているか否かは、
ウンチの状態でわかるという事です。
排便回数が食餌回数プラス1回くらいなら正常、それ以上だと多すぎます。量や形もよく観察してみて下さい。
食餌の種類は、一般的にはドライタイプが、栄養バランス・歯の健康・取り扱いやすさ、などの面でお勧めです。